catch-img

オウンドメディアは必要?メリットとデメリット、注意点を解説

近年、多くの企業がオウンドメディアの運営に力を入れています。オウンドメディアは自由にコンテンツを企画・発信でき、潜在顧客の獲得などに大きな効果を発揮するメディアですが、効果を出すには一定以上の時間やスキルが必要です。

本記事では、オウンドメディアの必要性やメリット・デメリット、運営する際の注意点などを解説します。

目次[非表示]

  1. 1.オウンドメディアとは?
  2. 2.オウンドメディアはなぜ必要?
  3. 3.オウンドディアを制作するメリット
    1. 3.1.新規顧客の獲得が可能
    2. 3.2.見込み顧客の育成が可能
    3. 3.3.ブランドイメージの確立
  4. 4.オウンドディアを制作するデメリット
    1. 4.1.効果が出るまで時間がかかる
    2. 4.2.効果を出すのにスキルが必要
  5. 5.失敗しないためには
    1. 5.1.5.1目的を持ったオウンドメディアの運営をすること
    2. 5.2.5.2運用体制を整える
  6. 6.なかなか効果が出ない場合の解決策
    1. 6.1.6.1ペイドメディアの概要と種類
  7. 7.まとめ

オウンドメディアとは?

オウンドメディアとは、自社で保有・運用するメディアのことです。主にマーケティングの目的で活用されており、広義にはカタログや広報誌などアナログ媒体も含みますが、狭義では自社サイト・ブログなどオンラインの媒体を指します。本記事では、この狭義を前提に解説します。

オウンドメディアは基本的に自社で運用するものであるため、コンテンツの内容を自由に決められる点が特徴です。


オウンドメディアはなぜ必要?

近年、オウンドメディアが注目されています。
その大きな理由として挙げられるのが、広告効果の低下です。WEBサイトなどに表示される広告を不快だと感じるユーザーが増えていることがその原因とされます。
実際に、広告をブロックするアプリやスマートフォンも開発されており、これらは広告を不快に感じるユーザーのニーズを汲んだものと言えます。

そのため、新たな情報発信の方法が模索されるようになり、オウンドメディアが注目され始めました。

また、近年はCookieによる閲覧情報などの取得が制限される、「クッキーレス(Cookieless)」の動きが見られます。クッキーレスが進展するとインターネット広告の表示を最適化できなくなる可能性が出てくるため、この点でもオウンドメディアの重要性が増しています。


オウンドディアを制作するメリット

オウンドメディアには、大きく以下の3つのメリットがあります

・新規顧客の獲得が可能

・見込み顧客の育成が可能

・ブランドイメージの確立


新規顧客の獲得が可能

オウンドメディアはインターネットの世界において、主に検索を通じて多くのユーザーの流入が期待できるコンテンツです。
ユーザーの悩みや疑問に答えるコンテンツを充実させるなど、ユーザーの興味をかき立てるようなオウンドメディア運営を行うことで、自社について認知していない潜在顧客が自社のコンテンツに興味を持ち、自社との出会いの場になります。
このように、自社の商品・サービスが認知されることによって新規顧客の獲得につながります。


見込み顧客の育成が可能

ユーザーの興味を惹くコンテンツを繰り返し更新し、自社の魅力や商品・サービスに込めた思いなどもあわせて発信することで、当初は興味半分で閲覧していたユーザーも、少しずつ自社や自社の商品・サービスに関心を持つようになります。

このように、メディア・コンテンツとの接触回数を増やすこと通じて、潜在層を見込み顧客、さらにはファンへと成長させることが可能です。


ブランドイメージの確立

オウンドメディアは発信の自由度が高く、コンテンツ内容を自社で決められる点が特長です。

そのため、「自社イメージが自分にピッタリだ」とユーザーに思ってもらえるようなイメージづくりや、信頼感を醸成する情報発信にも自由に活用できます。自社のターゲット層を的確に設定し、そこへ向けたコンテンツ作りに努めることで、ブランドイメージ確立や顧客のロイヤルティ向上に役立てることができます。


オウンドディアを制作するデメリット

一方で、オウンドメディアにはデメリットもあります。ここでは以下2つのポイントに分けて解説します。

・効果が出るまで時間がかかる。

・効果を出すのにスキルが必要


効果が出るまで時間がかかる

オウンドメディアは主に検索流入を想定して運用するメディアですが、質の良い情報を継続して発信しなければ検索エンジンから評価されず、なかなか上位表示されません。

検索結果で上位表示されなければ、興味を持つユーザーの新規流入が増えないため、すぐに効果を出すことは難しい点がデメリットです。

中長期的なスパンで運用を継続していくことが大事であり、効果が出るまで時間がかかることを理解しておく必要があります。


効果を出すのにスキルが必要

継続的な運用ができていたとしても、やみくもにコンテンツを量産していては期待する効果は得られません。

効果を出すには良質なコンテンツを継続的に発信し続ける必要があり、そのためにはオウンドメディアの目的に沿ったコンテンツを企画する能力や編集力、さらには効果測定などの分析・改善力などが求められます。

これらのスキルを持つ人材を確保する必要があり、人的コストや確保のための手間がかかる点もデメリットです。

どのようにオウンドメディアで効果を出すのかについては、下記の記事で紹介しているのでこちらも是非、チェックしてみてください。

  SEOとは?SEO対策の基本や施策のポイントを解説【2023年最新版】 SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジンでより上位に表示させるための対策をSEO対策といいます。この記事では、初心者の方向けのSEO対策のメリット・デメリットを中心にお伝えします。 アイミツ受注者サービスサイト


失敗しないためには

オウンドメディア運営で失敗を避けるためには、以下で解説するように目的を持ったオウンドメディア運営を意識することや、運用体制を整える必要があります。


5.1目的を持ったオウンドメディアの運営をすること

目的を定めずにオウンドメディアを始めると、どのようなコンテンツを企画・制作するべきかわからなくなり、運営の方向性が定まらなくなってしまいます。また、目的の達成度合いを把握できないためモチベーションの維持も難しくなります。そのため、目的を持ったオウンドメディアの運用が大切です。

具体的な目的としては、自社ブランドの認知拡大や商品・サービスの販売、問い合わせなどを通じた新規顧客との接触などが挙げられます。


5.2運用体制を整える

オウンドメディア運営には必要な業務が多く、手間やコストの負担は小さくありません。代表的な業務だけでも、以下のように多岐にわたります。


1.コンテンツ配信の体制づくり

2.キーワード調査・選定

3.コンテンツ企画

4.コンテンツ制作(構成・記事執筆など)

5.編集・校正・校閲

6.効果検証・改善

7. 広告運用


そのため、メディア運用の経験やスキルのある特定の社員に業務が集中したり、各工程の責任の所在が不明になり運用が滞ったりするリスクがあります。

そうした事態に陥らないよう、事前に組織内でメンバーの役割を定め、責任の所在を明確にした上で、余裕を持ったスケジュール感で行うことが大切です。



なかなか効果が出ない場合の解決策

オウンドメディアの効果を出すには、スキルとノウハウを前提とした長期的な運用が必要です。
とはいえ、成果が出るまで気長に待つのが難しいケースもあるかもしれません。

そこで以下では、オウンドメディア運営の成果がなかなか出ない場合の解決策の1つとして、「ペイドメディア」についてご紹介します。


6.1ペイドメディアの概要と種類

ペイドメディア(Paid Media)は、自社が広告料を支払い、外部メディア上で情報発信するマーケティング手法を指します。分かりやすく言えば「有料広告」のことであり、オウンドメディア、アーンドメディア(ユーザーのSNS・ブログでの口コミなど)と合わせて、「トリプルメディア」を構成する要素の1つです。

広告出稿のコストはかかりますが、広告掲載期間中は多くの人の目に留まり、露出の多いメディアに出稿することで、比較的短期間で成果を挙げやすい特徴があります。


ペイドメディアはオンライン・オフライン問わずさまざまな種類があり、主なものとしては以下が挙げられます。


・マス広告CM:「4マス媒体」であるテレビ、新聞、雑誌、ラジオに出稿する広告

・Web広告:リスティング広告、ディスプレイ(バナー)広告、SNS広告など

・セールスプロモーション:交通広告、屋外広告、DM・チラシ、イベントへの出展など


短期での効果を見込めるソリューションとしては、ペイドメディアの他にもサービスの事業者とそれを必要としている人や企業をつなげる「ビジネスマッチングプラットフォーム」があります。

ビジネスマッチングプラットフォームは供給者と需要者の仲介役としての機能があり、自社のサービスを必要としている人や企業、もしくは自社の求めるサービスを提供している事業者を探す時間と手間を削減できる点が特徴です。


短期で成果に繋がりやすいリード獲得施策を比較したい方は下記の資料もご参考にご活用ください。

  これからBtoBマーケティングを始める方必見|リード獲得施策徹底比較6選 BtoBマーケティングを開始する上で最初の課題は"リード獲得"です。当資料ではよくある集客課題と集客課題を解消する6つのリード獲得施策を"検討フェーズ"・"難易度"等におまとめしご紹介いたします。 アイミツ受注者サービスサイト


まとめ

今回解説したように、オウンドメディアの運用で成果を挙げるためには時間とスキルの両方が求められます。

なかなか成果が出ず、お悩みの方はオウンドメディア以外の集客方法を検討してみることをおすすめします。

以下にそのためのお役立ち資料があるので、ダウンロードしてご活用ください。

  営業・マーケティングのお役立ち資料|アイミツ 新規顧客開拓において、営業・マーケティングについてはどの企業も課題を抱えています。こちらのページでは営業・マーケティング担当者様に向けてお役立ち資料のダウンロードができます。 アイミツ受注者サービスサイト


PRONIアイミツ事務局
PRONIアイミツ事務局
日本最大級のビジネスマッチングサービス「PRONIアイミツ」を運営しているPRONIアイミツ事務局です。SEO対策やWEB広告の運用により発注企業様から月間3000件以上、累計170000件以上の発注相談・依頼をいただき、各相談・依頼に対してご掲載いただいている1000以上の受注企業様の中から適切な企業様をお繋ぎしております。当記事では集客が強みのアイミツ運営事務局が受注企業様に向けて営業・マーケティングに関するお役立ち情報を発信しております。サービス・運営に関するお問い合わせ、取材依頼などは「お問い合わせをする」からお願い致します。

リード獲得・集客のお悩みについて

お気軽にご相談ください

お役立ち情報